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基本情報処理技術者試験

試験概要

基本情報処理技術者試験は、情報処理推進機構(IPA)が主催するIT業界に勤務するスペシャリストを養成するための資格です。

同じIPAが主催する資格として「ITパスポート」や「応用情報技術者試験」「ITストラテジスト試験」といった数多くの種類がありますが、その中でも「基本情報処理技術者試験」はこれからIT業界の技術職になろうと考えている人の基本的な知識を備えるためのものです。

IT業界の技術職は非常に裾野が広く、長く仕事をしていくためには独自の専門性を磨いていく必要があるのですが、その土台となる知識をきちんと学習することでその後の学習も進めやすくなります。

ITエンジニアとして仕事を始める新入社員や若手社員にも取得が進められる資格となっており、学生や若い世代の人からの受験生が多く見られるのが特徴です。

試験日程・学習方法

試験は年に二回開催されており、春期(4月第3日曜日)と秋期(10月第3日曜日)となっています。

合格者は例年20%台の半ばを推移しており、きちんと学習を事前に行っていないと実務経験だけでは合格をするのは難しいでしょう。

出題範囲は主にシステム設計・開発・運用に関する技術的な知識で、指示を受けた内容でシステムの構築をすることができるかということが合格基準となります。

試験は午前・午後の二部構成で午前では四肢択一のマークシートテスト、午後からは多肢選択式のより高度な問題が出題されます。